家を買わずに、賃貸で暮らす場合のメリット・デメリット
賃貸物件を利用して生活を行う場合はいくつかのメリットがあります。例えば住宅を購入する時に大半の方が住宅ローンを利用します。ローンは数十年かけて返済をする必要があるため、人によってかなり負担がかかってしまいがちです。賃貸物件なら毎月のコストを支払うだけで対象の物件に住み続けられます。安価に住める場所を探している人によって賃貸物件は使いやすいです。
また住宅を購入すれば固定資産税がかかります。一般的に日本では所有する固定資産によって所有者に税金が課せられます。例えば住宅や土地なども固定資産の対象です。そのため家を購入すればそれ相応の固定資産税を年4回に分けて国に支払わないといけません。しかし賃貸物件で生活をするのであれば、固定資産税の支払いは必要ないです。
賃貸物件は対象の物件をただ借りているだけです。そのため他の物件に移り住みたいときにはそのまま引っ越しをすることが可能です。一方マイホームを購入するとその場から安易に移動をすることはできないです。物件を借りれば好きなところに好きなタイミングで引っ越しができるため、生活環境に応じて間取りなどを自由に変更できます。
住宅を購入して使用していると経年経過により劣化が起こるため、定期的に修繕を行う必要があります。一方賃貸物件なら、建物を借りているだけなら修繕費用もかかりません。何かとメリットが多い賃貸物件ですが逆にデメリットもあるので注意しておきましょう。
物件を借りるときの一番のデメリットは家賃の値上げです。賃貸系の物件は周辺状況の変化により定期的に家賃を引き上げます。例えば対象の地域に人口が増えたときは、周辺物件の家賃が値上げされてしまうので気をつけないといけません。家賃が高騰すると住みづらくなってしまうため、他の物件に引っ越しをする必要があります。
また物件を借りている場合は定期的に契約更新をする必要もあるので注意が必要です。契約更新をしないと、引き続き部屋に住めなくなってしまうので面倒です。ちなみに契約更新は大抵の場合は2年に一回行われます。地域によっては契約更新をするときに更新料を取られてしまうため少し使いづらいです。
住宅を購入せず賃貸物件を使い続ける場合は、定年後も注意をしないといけません。物件を借りて住み続けているため、定年後も賃料を支払い続ける必要があるからです。総合的に見ると注文住宅を購入したほうがお得になるケースが多いです。