意外に見落としがち?コンセントの数や位置などで後悔したケースも

住宅を建築する時には家の間取りを考えてコンセントを設置しないと、使いにくい住宅になってしまいます。例えばインターネット環境を整えるためには光回線を引く必要があります。一般的に光回線を引く場合は壁に穴を空けて専用のソケットを差し込む光コンセントを取り付けないといけません。設置箇所の近くに電柱がない場合は、野外への配線が面倒になってしまうので注意が必要です。工事のしやすさなども考えて設置箇所を決めましょう。

住宅では家電製品を利用する機会が多いためコンセントの数にも注意をする必要があります。もし数が足りていない場合、目的の場所で電化製品が使えないといった問題が起こります。例えば和室の掃除をする時、近場にコンセントがないと掃除機を使うことができないです。延長コードを使って掃除機を使うこともできますが、コードが邪魔になってしまいます。計算ミスによって使いたいところで電化製品が使えないといったトラブルが起こるため、慎重に設置数を決めるのが大事です。

コンセントの設置数には基準があります。基本的に2畳あたりに対して2ヶ所の設置を行うのが良いです。例えば10畳の部屋なら合計5つ設置をします。2畳あたり2ヶ所の設置をしておけば延長コードを使用する機会も減少することができます。さらにタコ足配線の回避もできるため安全性も高いです。タコ足配線を行っている場所は、ホコリが溜まりやすいため注意が必要です。

電化製品の配線コードがホコリを被ってしまうと火災の原因にもなってしまいます。そのためなるべく延長コードを使わないように、適切な数のコンセントを設置しましょう。またコンセントの位置にも注意をする必要があります。どんな電化製品を使うのかによって位置はある程度決まっているからです。

例えば洗濯機用のコンセントは大体床から105cmから110cmくらいに設置をしましょう。低い位置に取り付けてしまうと、その部分にホコリが溜まりショートが起こると火災が起きてしまいます。エアコンについても高い位置にコンセントを設置する必要があります。大体床から180~200cmくらいの位置に取り付けます。低い位置に取り付けてしまうとエアコンのケーブルが届かず差し込むことができません。

遠い位置にコンセントがあると配線がごちゃごちゃとして見た目も悪いです。住宅を建築して後悔しないように適切な数や位置に取り付けることを計画しましょう。

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